煙草を消した後の残留物から有害物質に注意を!

煙草を消した後の残留物から有害物質に注意を!発癌!

三次喫煙と発癌のリスク!

喫煙者にとっては住みにくい時代です。
喫煙には、3つのリスクがあると言われています。
それは
一次喫煙リスク
二次喫煙リスク
三次喫煙リスクです。
どのリスクも重要ですが、三次喫煙リスク*3が最も周囲に影響が大きいことが分かってきました。


喫煙者の衣服はタバコ臭い、臭いだけではなく毒を発していると言われています。
何が有毒なのかというと、煙草にはニコチンが含まれています。喫煙すると、部屋の中の衣服、ソファ、壁、床、天井、生活用品などにニコチンが付着します。車もそうです。車内全般にニコチンが付着します。そのニコチンが大気中の亜硝酸と反応して、最も強力な発がん性物質のひとつであるニトロソアミンが作られます。 このニトロソアミンが生活場所にとどまった状態で人と接触すれば当然危険が及ぶことになります。
更に、放射性崩壊元素ポロニュム210があることもわかっています。

ニトロソアミンの危険性はこちら
小さい子供たちは床に落ちたものを洗わずに口に入れたり、手で触れたりするものです。
又、小さい子供、赤ちゃんは大人と比較すると、呼吸の回数が多く、リスクが増大します。注意が必要です。

三次喫煙リスクは比較的新しい概念で、二次(受動)喫煙リスクと比較すると、認識が甘いのが現状です。


米国の話ですが、1999年にニューヨークの法廷で、タバコの煙の残留物(三次喫煙)を取り除くためにアパートの清掃を余儀なくされた被告が敷金の返却を拒否したという件がありました。
判決では、広範囲な清掃は必要がないという原告の言い分を否定して、残留物が悪臭と建物を使うかもしれない他の人への健康面のリスクをつくるとし、他の例では、ラマー大学で喫煙者の職員が妊娠した同僚に対して、三次喫煙により胎児に健康問題を引き起こしていたとして、嫌煙家グループが大学内の他のオフィスに喫煙者の職員を転勤するよう要求した。

2011年10月、ルイジアナ州アレクサンドリアのある病院では三次喫煙が2012年7月から禁止されることが決まり、煙のにおいがした従業員は働くことが許されなくなった。それは、三次喫煙は幼児の発育過程の脳に危害をもたらすという説があるため、ルール上禁止となった。

日本国内では、タバコの煙の残留物(三次喫煙)の制限などの報告はありませんが、近い将来、データが発表されれば様々な制限が予想されます。

 

ニトロソアミンの危険性はこちらです。
  (亜硝酸ナトリウムは肉や魚介類に含まれるアミンという物質に反応しニトロソアミンに変化します。このニトロソアミンこそが非常に強い発がん性を持つ物質です)

(世界で年間に6兆本近いタバコが吸われているが,その1本1本が少量のポロニウム210を肺に送り込んでいる)

 

一時喫煙リスク *1

一次喫煙は、喫煙者がタバコの煙を自分の肺に取り込むいわゆる喫煙リスクのことです。

二次喫煙(受動喫煙)リスク *2

二次喫煙は、受動喫煙や副流煙といった喫煙者が吐き出した煙やタバコの先端から立ち上る煙などを吸い込む二次的な喫煙リスクのことです。

三次喫煙リスク *3

タバコにはニコチンが含まれています。タバコに火をつけるだけでニコチンがでます。そのニコチンが部屋の中であれば床、壁、天井などに付着します。 又、車の中であれば、狭い車内のいたるところにニコチンが付着します。 そのニコチンが大気中の亜硝酸と反応し、発癌物質(ニトロソアミン等)が発生します。その発癌物質を吸い込みます。そのリスクです。
ロングヘアーの女性がタバコの臭いが髪の毛に付くのを嫌がる話を聞きますが、実はあれも三次喫煙リスクです。

タバコの煙により衣服や壁などの表面に残留した有害物質が、ヒトの細胞内にある遺伝子を傷付けると考えられています。

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